History01

貝殻と書籍

ニットデザイナーを目指すきっかけは、高校時代にありました。

衣・食・住に関わる仕事をしたいという思いから、洋服や建築に興味を持っていたのですが、家庭科の先生との出会いが大きな転機になり、デザイナーを志すようになりました。

ヨロン島を同級生と旅したときに拾った「貝殻」は、今でも大切な思い出の品。

そしてブランド名のきっかけになったのが、アン・モロー・リンドバーグの『海からの贈り物』という本でした。

貝殻をモチーフに、女性の生き方を象徴的に語るエッセイで、とても心に残りました。
それ以来、旅先で貝殻を集めることが私の小さな趣味になりました。

専門学校に進んでからは「糸からこだわる」ことに魅力を感じ、リンドバーグ夫人のように日常の中のささやかな幸せを大切にできる人のそばに寄り添う、そんなニットデザイナーを目指し始めました。